先日ほぼタダで手に入れた株主優待をメルカリで売って利益を上げました。資金がそこそこあれば誰でもできる内容になってますので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
入手した株主優待は何?いくら利益をあげれたの?
ヤマダ電機と東急不動産の株主優待を取得し、メルカリで売却をしました。
<ヤマダ電機(銘柄コード:9831)>
2000円の買物優待券(200株分の株主優待)が1700円で売れました。メルカリへの手数料と送料で約250円かかったので、売上金は約1450円でした。
これをいくらで手に入れたかというと、、、66円!!すごくないですか?(証拠の画像は後ほど)
<東急不動産(銘柄コード:3289)>
東急不動産の宿泊施設に優待価格で宿泊できる優待券(200株分の株主優待)が1800円で売れました。メルカリへの手数料と送料で約320円かかったので、売上金は約1400円でした。
これをいくらで手に入れたかというと、、、70円!!すごくないですか?
株主優待を取得するのに実際にかかった費用は、以下の画像の一番右側の金額です。(画像はクリックで拡大できます)数十円の損失で1000円とか2000円相当の株主優待を取得できる方法があるんです。気になる方法は次の章で解説します。
どうやって株主優待を手に入れたの?
「つなぎ売り」とか「クロス取引」と呼ばれる方法を使って株主優待を取得しました。(厳密にいうとつなぎ売りとクロス取引は異なるようですが、大体同じ意味です。)簡単に説明すると、株式の「現物買い」と「信用売り」の両方のポジションを持つことで、株価の値下がりによる損をなくし、その状態で株主優待を取得できる「権利確定日」を過ぎると、株主優待を取得することができます。権利確定後は「現物買い」と「信用売り」のポジションを「現渡し」をすることで解消します。
小難しい用語を並べましたが、極少額で株主優待を取得する方法があるということを知ってほしいです。つなぎ売りの詳しい解説は松井証券がYouTubeで解説した動画がとても参考になるので紹介します。マヂカルラブリーが出ていて面白いので是非ご覧ください。
また、松井証券のHPにわかりやすくまとめられているので、そちらもご確認ください。
松井証券 株主優待とは(https://www.matsui.co.jp/study/incentives/about/)
松井証券 優待取りのつなぎ売り(入門)(https://www.matsui.co.jp/study/incentives/introduction/)
株主優待を手に入れるためにどれくらい作業するの?
売れる・利益が取れそうな株主優待をリサーチする必要がありますが、「つなぎ売り」自体はパソコンやスマホでぽちぽちするだけなので、1銘柄あたり15分、慣れれば10分以内で完了できます。完全に家にいながら完結できますし、メルカリで販売する手間を考えても割りのいいバイトかなと思います。
ただ、つなぎ売りをするために見せ金として数万円〜数十万円が必要です。資金が多いほど、つなぎ売りできる銘柄の種類が増えますが、少額でもできる銘柄はあります。今回やったヤマダ電機と東急不動産は、どちらも100株分で10万円程あれば可能です。
また、資金以外のデメリットをあえてあげるとしたら、月に1度しか株主優待を取得できる権利がないこと、月毎に株主優待をもらえる企業が変わること(企業が違うので株主優待の内容も、それを手に入れるために必要な見せ金も変わります)、また、つなぎ売りをやって株主優待が手元に届くまでおよそ3ヶ月かかるなどがあります。
注意事項
株主優待は一部メルカリの出品禁止に該当する場合があります。事前に禁止されているものを確認しましょう。「現金、金券類、カード類」「チケット類」に該当しなければよっぽど問題ないと思います。(メルカリガイド 「禁止されている出品物」https://www.mercari.com/jp/help_center/getting_started/prohibited_items/)
まとめ
今回は、つなぎ売りで手に入れた株主優待で利益を上げたことについてまとめてみました。こんな方法で利益が取れる商品を入手できるんだという新しい発見につながれば幸いです。また、この記事を読まれた方には、是非つなぎ売りにチャレンジしてみてほしいです。メルカリで売らなくても、自分で使ってももちろんOKなので、気になる銘柄から探してみましょう。
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